大月市議会 > 2020-05-29 >
05月29日-議案上程・説明・付託-01号

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  1. 大月市議会 2020-05-29
    05月29日-議案上程・説明・付託-01号


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    最終取得日: 2021-09-19
    令和 2年  6月定例会(第2回)1 令和2年5月29日(金曜日) 11時1 大月市役所議場1 出席議員 14名     1番 棚本 晃行        2番 志村 和喜     3番 安藤 久雄        4番 鈴木 基方     5番 相馬  力        6番 山田 政文     7番 藤本  実        8番 鈴木 章司     9番 小原 丈司        10番 西室  衛     11番 小泉二三雄        12番 奥脇 一夫     13番 相馬 保政        14番 萩原  剛1 欠席議員 なし1 出席説明員  市     長  小林 信保     教  育  長  宇野  誠  総 務 部 長 兼  天野  工     市民生活部長兼  鈴木 計充  秘 書 広報課長            税 務 課 長  産業建設部長兼  坂本 和彦     教 育 次 長 兼  安藤 一洋  建 設 課 長            学 校 教育課長  消  防  長  舩木 正之     総 務 管理課長  藤原 公夫  企 画 財政課長  井上 章吾     保 健 介護課長  土橋 善美  産 業 観光課長  小川 正和     消 防 課 長  天野 和典1 出席事務局職員  事 務 局 長  横瀬 政弘  書 記 (次長)  小林 吉麿     書 記 (主任)  佐々木晴菜1 議事日程(第1号) 令和2年5月29日(金曜日) 10時30分開議 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 報告第1号 専決処分事項について承認を求める件 日程第 5 議案第29号 大月市小林宏治育英奨学基金条例中改正の件 日程第 6 議案第30号 大月市手数料条例中改正の件 日程第 7 議案第31号 大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件 日程第 8 議案第32号 令和2年度大月一般会計補正予算(第2号) 日程第 9 議案第33号 大月市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占め             ることを要しない場合の同意を求める件 日程第 10 議案第34号 大月市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件 日程第 11 請願第1号 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策に関する請願 日程第 12 選挙第1号 奥山外四恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 日程第 13 選挙第2号 深桂恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 △開会11時00分 ○議長(萩原剛君) ただいまから、令和2年第2回大月市議会定例会を開会いたします。 △市長の挨拶 ○議長(萩原剛君) 開会に当たり、小林市長から招集の挨拶があります。          (市長 小林信保君登壇) ◎市長(小林信保君) 本日、令和2年第2回6月大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集くださいまして、厚く御礼を申し上げます。 提出いたします案件は後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、招集の挨拶といたします。 △開議 ○議長(萩原剛君) これより本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○議長(萩原剛君) お手元に配付いたしてあります本日の議事日程を職員に朗読いたさせます。          (議会事務局次長 小林吉麿君朗読) ○議長(萩原剛君) それでは、日程に従い進行いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(萩原剛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 5番 相馬力君、9番 小原丈司君を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(萩原剛君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の発言を求めます。          (議会運営委員長 相馬保政君登壇) ◆議会運営委員長相馬保政君) 議会運営委員会から報告をいたします。 去る5月22日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日から6月18日までの21日間といたすことにしましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたしまして、委員会の報告といたします。 以上です。 ○議長(萩原剛君) お諮りいたします。 今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から6月18日までの21日間といたすことにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から6月18日までの21日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(萩原剛君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 小林市長から、令和元年度大月一般会計繰越明許費繰越計算書、令和元年度大月簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書、令和元年度大月下水道特別会計事故明許費繰越計算書、また監査委員から、令和元年度1、2、3月末現在一般会計及び特別会計例月出納検査結果報告、令和元年度財政援助団体等監査結果報告、令和元年度各課定期監査結果報告書について、それぞれ提出されております。つきましては、お手元に配付いたしました書類をもって報告に代えさせていただきます。 次に、令和2年第1回大月市議会定例会におきまして設置されました大月市議会議員定数等調査特別委員会の委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしてあります大月市議会議員定数等調査特別委員会委員名簿のとおり、議長を除く13人の諸君を指名し、選任いたします。
    △報告第1号及び議案第29号から議案第33号まで上程、説明 ○議長(萩原剛君) 日程第4、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」から日程第9、議案第33号「大月市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求める件」までを一括議題といたします。 小林市長から提案理由の説明を求めます。          (市長 小林信保君登壇) ◎市長(小林信保君) 令和2年第2回6月大月市議会定例会の開会に当たり、本日、提出いたしました案件の概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位、並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。 初めに、国内外で拡大いたしております「新型コロナウイルス感染症」により、お亡くなりになった方々、また、医療機関に入院し闘病生活を続けている方々にお見舞いと哀悼の意を表します。 さて、昨年12月に、原因不明の肺炎が発生して以来、瞬く間に、感染症は全世界に広がり、3月に入ると、首都圏などを中心に急激に感染が拡大したことから、政府は4月7日に首都圏を含む7都府県を対象に緊急事態宣言を発出し、4月16日には、山梨県も含む全国に緊急事態宣言を拡大いたしました。 そのため、私は、防災無線ホームページで、今年のゴールデンウイークは、人と人との接触8割削減を図るため、不要な外出の自粛を強く要請するとともに、3密をつくらない、近づかないなど、市民一人一人が、これまで以上の自己防衛をするよう要請をしたところであります。 その後、5月14日には、山梨県が緊急事態宣言の対象から外れることとなりましたが、本市は、東京都をはじめ首都圏域に、多くの市民が通勤や通学をしていることから、引き続き、日常生活の中での「新しい生活様式」に基づき、手洗いやマスクの着用、小まめな換気と健康チェックなど、感染予防対策を市民の皆様にお願いをしてまいりました。 本市では、2月23日からの市主催のイベントや会議の自粛、社会教育施設等の休館、手洗い、マスクの着用や外出自粛の徹底等を防災無線ホームページで市民の皆様に周知してまいりました。 また、3月7日には、「大月市コロナウイルス対策本部」を設置し、保健介護課相談窓口の開設、庁内への洗剤や消毒液の設置、窓口対応職員マスク着用、都留市及び上野原市と連携しての救急搬送体制の強化、中央病院での患者受入れ体制の準備などを進め、感染防止庁内体制の強化を図ってまいりました。 小中学校では、3月3日午後から春休み終了までの期間を臨時休校とし、卒業式や入学式は、規模の縮小や簡素化により時間を短縮して実施いたしました。 しかし、国の緊急事態宣言を受け、4月9日から再び臨時休校とし、児童生徒は、自宅での長い自主学習が続いておりましたが、今週25日から学校を再開し、1週間は半日授業で小規模校以外は分散登校とし、来週、6月2日からは通常授業とする予定であります。 また、多くの企業や個人などから寄附金をはじめ貴重なマスクや消毒液などを寄附していただいたことから、市内の小中学校や保育所、介護事業所などで利用をさせていただくことといたしました。 県内では、これまで64例の感染者が確認されておりますが、幸いにも、本市での感染者は、確認されておりません。 また、緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ感染拡大の可能性は排除できず、もう少しの間、不要な外出の自粛、手洗い、マスクの着用など、一人一人ができる感染予防対策を徹底していただくとともに、これからも市として市内事業者の方にも支援策の対策をしてまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。 国では、本年度の補正予算により、休業による事業者や個人への助成、補償と全国民を対象とした10万円の特別定額給付金持続化給付金など様々な支援や助成制度を進めております。 本市でも財政的に厳しい状況でありますが、各種の支援事業を国、県と連携して実施することとし、専決予算などに事業費を組み入れました。 本市における新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る対応とそれに伴う自粛等による影響を受ける市民や事業者向け支援対策について説明をいたします。 まず、国が支給を行う「特別定額給付金事業」についてあります。 国は、1人当たり10万円を一律給付することを4月30日に決定し、本市でも早急な支給を目指し、全庁体制で事務を進めてまいりました。 5月8日にはオンラインによる申請の受付を開始し、14日には市内の全世帯に対し、郵送による申請書を送付したところであります。 27日現在の申請受付数は、9,134世帯と88%を超えており、そのうち8,501世帯には、既に支給をいたしました。 また、本市の独自支援策といたしましては、「がんばろう大月・子育て応援特別給付金商品券配付事業」として、15歳以下の児童手当を受給する子育て世帯に、子供1人当たり現金5,000円に加え、市内飲食店で利用できる5,000円分の商品券を配付することといたしました。 商品券は、5月22日に発送を終え、既に受け取られたご家庭では飲食店のテイクアウトなどにご利用していただきたいと思います。 外出自粛に伴う、飲食店の売上げ減少は、お店の存続に影響するほど大きく、一方、学校の休校に伴う家庭での飲食費などの増加は、子育て世帯の大きな家計の負担となっており、この商品券の活用により、少しでも負担を減らすことができればと考えております。 また、飲食店支援策としては4月には「大月フードエイドプロジェクト」を立ち上げ、市内の飲食のテイクアウトを推進するため、ツイッターによるお店の情報発信や「広報おおつき」5月号へのお店紹介チラシ折り込みを実施いたしました。 飲食店ではテイクアウト用の新たなメニュー開発など工夫を凝らし、新しい顧客確保に努めておりますのでご利用をお願いいたします。 また、新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではなく、今後も感染防止に努めていただくために、市内の全世帯にマスク50枚を配布することとし、昨日から順次、市政協力委員長の皆様にお届けをしております。 これらの支援策につきましては、市ホームページなどで随時お知らせしておりますが、できるだけ多くの皆様に周知するため、今月16日には新聞折り込みで「広報おおつき」の号外を発行し、支援策を紹介させていただきました。 また、本市独自の新たな助成事業等を第2弾として今定例会の会期中に方針を決め、最終日に追加提案させていただくこととしておりますので、議員各位のご協力をお願いいたします。 次に、諸行事の報告でありますが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、本市では主催事業の自粛や延期を決定し、例年実施しております「市政協力委員長委嘱式」と「消防団辞令交付式」は、年度初めの重要な式典ではありますが、中止とさせていただきました。 また、4月4日に予定をされていました、大月市観光協会の主催による「第31回大月さくらまつり」は、コスプレイヤーメインターゲットとして「周遊さくらバス」と併せ、多くの市外、県外からのお客様をお迎えするため、昨年末から準備を進め、大きな期待を寄せておりましたが残念ながら中止となってしまいました。 さらに、大月の夏の風物詩として定着している「かがり火市民まつり」につきましても、阿波踊り出演者をはじめ、多くのお客様の安全を考慮し、実行委員会による中止が決定しております。 多くのイベントにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、中止や延期となっておりますが、来年の開催に向けて準備を進めてまいりますので、市民の皆様の、ご理解をお願いいたします。 次に、社会教育関連施設の再開についてであります。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3月4日から全ての施設を休館や使用休止とさせていただいておりますが、5月14日の国の緊急事態宣言が解除されたことを受け、「新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針」などに基づき、適切な感染防止対策を図った上で、図書館・郷土資料館及び屋外運動施設である陸上競技場・野球場・テニスコートについて、開館及び使用貸出しを5月20日から再開いたしました。 なお、市民会館総合体育館などの屋内施設につきましては、引き続き休館とさせていただいております。 市民の皆様には、長期間にわたり利用ができず、ご不便をおかけしていますが、ご理解いただくとともに、再開した施設等の利用に際しましては、感染防止対策の徹底にご協力をお願いいたします。 それでは、当面する諸課題を踏まえ、特に意を注いでおります主要事業等につきまして、ご説明を申し上げます。 初めに、「ふるさと納税の状況について」であります。 本市では、ふるさと納税業務支援業者である「株式会社さとふる」と、「楽天株式会社」、「ふるさとチョイス」に委託し、この3つのサイトにおいて運用しております。 昨年度におきましては、3億9,000万円を超える多くの方々からご寄附を頂くことできました。 本年度においては、クラウドファンディングの活用に着手しておりますが、加えて返礼品の増加に取り組み、さらに多くの大月ファンを増やしていきたいと考えております。 今後、新型コロナウイルスの影響から、市税等の減少が見込まれるなど、厳しい財政状況が予測されることから、ふるさと納税は、財政健全化に向けて大きな鍵となると考え、コロナ対策の寄附を受け付けることとし、市外の方ばかりでなく、市民や市内の企業、団体の方からも寄附の申し出をいただいております。 今後も、本市の魅力を広くPRしながら、寄附者を増やし、寄附額5億円を目指してまいります。 なお、6月1日からは、出張所でも寄附金の受付を開始しております。 次に、市立中央病院の経営についてであります。 昨年4月に、地方独立行政法人へ移行した市立中央病院でありますが、市が策定した「中期目標」に沿った「中期計画」の目標達成に向け、佐藤理事長山﨑院長を先頭に職員が一丸となって、安心な医療の提供、経費削減による経営改善などに取り組んでいるところであります。 その状況でありますが、昨年8月には常勤医や看護師不足などから、これまでの3病棟から2病棟に縮小したため、入院収益は減少したものの、薬品費や診療材料費などの経費削減に取り組んだことから、収支につきましては、中期計画目標数値を上回る決算となる見込みであります。 また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、病院運営も厳しい状況ではありますが、徹底した感染対応の上、市民の安全を第一に医療サービスの提供に努めていくこととしておりますので、市民の皆様にはご協力をお願いいたします。 今後も、「中期計画」の進捗状況経営状況を情報共有しながら、市立中央病院経営健全化に向けた取組に、市として協力をしてまいりたいと考えております。 次に、「ふるさと教育の推進について」であります。 本市においては、これまで「大月っ子楽習サロン」、「大月家庭塾」、「大月仕事塾」、「大月サマースクール」及び、「大月市英語体験活動」など、市独自の教育施策を展開し、様々な形での教育支援を行っております。 本年度におきましては、新型コロナウイルスの影響により、「英語体験活動」は中止といたしますが、その他事業につきましては、その充実を図りながら実施し、子供たちの人間力や学力の育成に努めてまいります。 次に、「教育のICT化に向けた整備について」であります。 国のGIGAスクール構想によるICT整備のうち、児童生徒1人1台パソコン整備につきましては、年次計画で進める予定でありましたが、国の補正予算成立に伴い、本年度に未整備分の1,030台余り全てを、購入及びリースで導入することとし、追加分を6月補正予算に計上させていただきました。 このほか、65インチ電子黒板実物投影機等の購入及び校内無線LAN環境整備を予定しております。 また、新型コロナウイルスによる小中学校長期休校に伴い、学校と児童生徒の家庭をつないだ、オンライン学習ができる環境整備の必要性が高まりました。 このため、市では、インターネット環境が整っていない家庭に対し、端末機器とともに貸出し用のモバイルルーターを購入し、オンライン学習ができる環境整備をすることといたしました。 次に、「大月市第8次健康増進計画」では「地域全体で子育て世代を支え、楽しみや喜びを感じ、安心して子育てのしやすいまちづくり」を掲げ、新たな子育て支援策として、本年4月から、「子育てアプリ おおつき」を導入し、子育てに関する情報を手軽に入手できる環境づくりをいたしました。 このアプリは、スマートフォンタブレット端末及びパソコンに対応したサービスで、母子健康手帳の記録や予防接種スケジュール管理が可能となるとともに、市からは、出産、育児に関する情報をはじめ、各種の制度とその手続の案内や、その他様々なお知らせも発信していく予定です。 さらに、試行的に6月から半年間、妊婦さんのコロナウイルスに関連した不安や悩みについて、民間事業者が運営する「オンライン相談」を実施することとし、6月8日に連携協定を締結する予定としております。 これからも、安心して子育てができる地域づくりを目指してまいります。 次に、「大月市滞在価値創出事業」についてであります。 これまでインバウンドをはじめとする多くの来訪者が大月に立ち寄ることなく富士山周辺の観光地に向かっていますが、通過するだけでなく滞在していただくよう、また、本市の魅力を感じ移住定住につなげられるよう、国の地方創生推進交付金を活用し、様々な取組を実施していくことといたしました。 まずは、本業務を委託する大月市観光協会を充実することが必要であり、新たに職員を増員し、本事業を推進するとともに観光情報の発信など、観光案内業務の強化・充実を図ってまいります。 また、これまで駅前に配置されておりました観光案内所を改修し、売り場面積の拡大と品ぞろえの充実を図ることで消費額の拡大と市内の農産物や加工品、物産などのお土産を扱う市内事業者産業振興を推進してまいります。 さらに、駅から近い国道沿い観光案内移住定住相談を行う「つきの駅」を新たに整備し、本市のシティプロモーション魅力発信を行ってまいります。 これらの整備については先週から着工し、6月中には完成する見込みとなっております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛により、現時点では観光客の呼び込みも積極的に行えないことから、時勢に合った取組を最大限に行い、今後の本市の観光情報発信拠点となるよう事業を進めてまいりますのでご協力をお願いいたします。 以上、コロナ対策関連主要事業などにつきまして申し上げ、このような状況の中でありますが、市民の皆様の安心、安全と本市の地域活性化を図ってまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の絶大なるご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。 続きまして、本日提出いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。 今定例会に提出いたします案件は、報告が1件、条例案件が3件、予算案件が1件、その他の案件が1件の計6件であります。 初めに、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件について」であります。 これは、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたものを、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。専決処分いたしましたものは、条例関係が8件、補正予算が5件の計13件であります。 まず、条例改正の専決でありますが、専決第1号「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」であります。 これは、地方公務員法第22条の2第1項第2号に掲げる会計年度任用職員について、公務災害補償等に係る補償基礎額の規定を整備する必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第2号「大月市税条例等の一部を改正する条例」であります。 これは、地方税法等の一部を改正する法律等及び自動車重量譲与税法施行規則の一部を改正する省令等の公布に伴い、住民税のひとり親非課税措置対象の追加及びひとり親所得控除の追加、固定資産税使用者課税の規定の整備等を行う必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第3号「大月市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」であります。 これは、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の公布に伴い、引用条文の改正をする必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第4号「大月市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」であります。 これは、地方税法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴い、国民健康保険税賦課限度額の引上げ並びに低所得者に係る国民健康保険税軽減判定所得の見直しを図る必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第5号「大月市国民健康保険条例の一部を改正する条例」であります。 これは、国民健康保険において、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に、傷病手当金を支給するための改正をする必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第6号「大月市介護保険条例の一部を改正する条例」であります。 これは、介護保険法施行令及び介護保険国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の公布に伴い、低所得者に対する保険料軽減の強化に関する改正を行う必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第7号「大月市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」であります。 これは、一般職の職員の給与に関する法律の公布に伴い、非常勤消防団員等及び消防作業従事者等損害補償に係る補償基礎額の改正及び民法の一部を改正する法律の公布により、障害補償年金前払い一時金等が支給された場合における障害補償年金等支給停止期間等の算定に用いる利率を改正する必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 次に、専決第8号「大月市税条例の一部を改正する条例」であります。 これは、地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴い、徴収猶予制度の特例に伴う手続の整備、中小事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の軽減、わがまち特例の拡充、軽自動車税環境性能割の軽減延長等を行う必要があることから、所要の改正を行ったものであります。 続きまして、「予算案件について」ご説明申し上げます。 今回の補正予算は、地方譲与税や交付金、国の補助事業等の確定による事業費の精査及びふるさと大月応援寄附金の追加等により予算編成を行いました。 専決第9号「令和元年度大月一般会計補正予算(第7号)」についてであります。 主な補正内容といたしまして、歳出では、総務費は、職員退職手当等の追加及びプレミアム付商品券事業助成費の確定による減額と財政調整基金積立金などで、9,800万円余りの増額、民生費では、新型コロナウイルス感染症防止対策として、小学校の臨時休校に伴う学童クラブ開所経費として、140万円の追加、衛生費では、中央病院への貸付金の減額など1,800万円余りの減額、農林水産業費では、県営事業の農村地域防災減災事業及び農業基盤整備事業の事業費確定により、1,100万円余りの減額、教育費では、学校ICT事業の精査等により3,500万円余りの減額、災害復旧費では、災害査定による補助対象事業費の確定による2,900万円余りの減額と合わせ、歳出の合計は、500万円余りの増額となりました。 歳入につきましては、地方交付税、国庫・県支出金、ふるさと大月応援寄附金、繰入金の追加により対応しております。 次に、専決第10号「令和元年度大月市大月短期大学特別会計補正予算(第3号)」についてであります。 これは、教員の退職手当の追加をするもので、歳入歳出ともに140万円余りを増額するものです。 次に、専決第11号「令和元年度大月市下水道特別会計補正予算(第4号)」についてであります。 これは、民間資金の借換えを取りやめたことから、歳入歳出とも4,000万円を減額するものであります。 これらは、いずれも3月31日に専決処分したところであります。 次に、専決第12号「令和2年度大月一般会計補正予算(第1号)」として、5月1日付で、専決処分した補正予算についてですが、これらは新型コロナウイルス感染症対策関連予算となっております。 主な補正内容ですが、歳出では、総務費で、国民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金事業関連経費として、23億8,000万円余りとなっております。 民生費では、国の子育て世帯への臨時特別給付金事業として、児童手当の受給者の方に児童手当に1万円を上乗せするための経費として、2,200万円余りで、それに本市の独自事業として、対象児童1人につき特別給付金5,000円と市内の取扱い飲食店でテイクアウトや出前で使える特別商品券5,000円分を支給する「がんばろう大月・子育て応援特別給付金等事業」の経費、2,000万円余りと、登園自粛要請により登園自粛を行った保護者に対し、自粛日数の副食費を無料とするための「がんばろう大月・副食費助成事業」として、240万円余りを、また、それらと合わせて、公立、民間の保育所等の保育料も免除することといたしました。 衛生費では、本市の独自事業として、市内の介護事業所や学童クラブ、小中学校、保育所等への支援として、消毒用アルコールと非接触型体温計の配付経費として、140万円余り、また、市内全世帯へ1世帯に50枚のマスクを配布する経費として2,600万円余りと合わせ2,780万円余りとなっております。 商工費では、「中小企業者資金融資促進事業」として、融資認定を受けた事業者への信用保証料の助成経費として、100万円を、教育費では、今後、市内小中学校での休校に備え、インターネットを視聴できる環境のないご家庭に対し、モバイルルーター等を貸与し、Wi―Fi環境を整備することで「オンライン学習」を可能とするための経費として、230万円余りを計上いたし、歳出合計は、24億5,700万円余りとなっております。 なお、これらの歳入では、民生費では、登園自粛に伴う保育料の無料化に伴い、保護者負担金を440万円余り減額し、国庫支出金では、特別定額給付金事業費補助金と子育て世帯への臨時特別給付金事業費補助金を合わせ、24億円余りと、財源調整の財源調整基金繰入金、5,800万円余りなどと合わせ、歳入合計は、24億5,700万円余りとなっております。 次に、専決第13号「令和2年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」であります。 これは、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当支援経費として歳入歳出で300万円を追加するものであります。 以上が、報告第1号の専決処分についての説明であります。 次に、「条例案件について」ご説明申し上げます。 議案第29号「大月市小林宏治育英奨学基金条例中改正の件」についてであります。 これは、基金を取崩して事業を実施しておりますが、低金利のため運用益での事業実施が困難となったため、基金の額を規定する条項を削除する必要があることから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第30号「大月市手数料条例中改正の件」についてであります。 これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、マイナンバーカードへの移行拡大により、通知カードの再交付が不要となることから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第31号「大月市ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正の件」についてであります。 これは、医療保険各法の規定による高額療養費及び高額介護合算療養費の給付を優先し、それに該当しない負担分を助成の対象とする等の改正を行う必要があることから、所要の改正を行うものであります。 続きまして、「予算案件について」ご説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の補助事業等の増額による事業費の追加により予算編成を行っております。 議案第32号「令和2年度大月一般会計補正予算(第2号)」についてであります。 主な補正内容といたしましては、総務費では、一般財団法人自治総合センターに採択された一般コミュニティー助成事業による経費の増額など、教育費では、学校ICT事業の児童生徒1人1台パソコン導入が、新型コロナウイルス感染症対策のため、前倒しでの実施が可能となったため、5,000万円余りの増額により、歳出総額は、5,642万円の増額となっております。 歳入につきましては、国庫支出金、コミュニティー助成金、繰入金の追加により対応しております。 続きまして、その他の案件についてご説明申し上げます。 議案第33号「大月市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求める件」についてであります。 これは、大月市農業委員会委員の任命について、認定農業者等が委員の過半数に満たないため、委員の少なくとも4分の1を認定農業者等または準ずる者としたいので、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第2号の規定により、議会の同意を求めるものであります。 以上が、本日提出いたしました案件でありますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 △議案第33号の質疑、討論、表決 ○議長(萩原剛君) ただいま議題となっております案件のうち、議案第33号「大月市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求める件」を議題とし、これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第33号「大月市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求める件」を採決いたします。 この採決は起立により行います。 本案は、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(萩原剛君) 全員起立です。 よって、本案は原案のとおり同意されました。 △報告第1号及び議案第29号から議案第32号まで質疑、付託 ○議長(萩原剛君) 次に、日程第4、報告第1号「専決処分事項について承認を求める件」から日程第8、議案第32号「令和2年度大月一般会計補正予算(第2号)」までに対する質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております案件につきましては、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託したいと思いますので、ご了承願います。 △議案第34号の上程、説明、質疑、討論、表決 ○議長(萩原剛君) 日程第10、議案第34号「大月市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件」を議題といたします。 本案は、会議規則第14条第2項の規定による議会運営委員会からの提出であります。 よって、議会運営委員会委員長、相馬保政君から提案理由の説明を求めます。          (議会運営委員長 相馬保政君登壇) ◆議会運営委員長相馬保政君) 議会から提案をいたします。 議案第34号「大月市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件」についてご説明いたします。 この提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の悪化により、市民の生活環境が厳しい状況であることを鑑み、令和2年6月から令和3年3月までの間、議員の議員報酬月額の5%を減額するため、所要の改正を行うものであります。 以上、誠に簡単ではありますが、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(萩原剛君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 討論なしと認めます。 これもって討論を終結いたします。 これより議案第34号「大月市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件」を採決いたします。 この採決は起立により行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(萩原剛君) 全員起立です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △請願第1号の上程、付託 ○議長(萩原剛君) 日程第11、請願第1号「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策に関する請願」を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第1号につきましては、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、総務産業常任委員会に付託したいと思います。 △選挙第1号 奥山外四恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 ○議長(萩原剛君) 日程第12、選挙第1号「奥山外四恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙」を行います。 本件は、奥山外四恩賜県有財産保護組合規約第5条及び第6条の規定によって9人を選挙するものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 山口十九男君、山口力君、小俣喜治君、平井角造君、矢貝新吉君、川野清君、飯島貞夫君、渡邊芳彦君、渡邊公明君を指名します。 お諮りいたします。ただいま議長において指名しました諸君を奥山外四恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君が奥山外四恩賜県有財産保護組合議会議員に当選をされました。 △選挙第2号 深桂恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 ○議長(萩原剛君) 日程第13、選挙第2号「深桂恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙」を行います。 本件は、深桂恩賜県有財産保護組合規約第5条及び第6条の規定によって3人を選挙するものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 斧田一夫君、斧田政明君、杉本武則君を指名します。 お諮りいたします。ただいま議長において指名しました諸君を深桂恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(萩原剛君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君が深桂恩賜県有財産保護組合議会議員に当選をされました。 ただいま奥山外四恩賜県有財産保護組合議会並びに深桂恩賜県有財産保護組合議会の議員に当選されました諸君には、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知を行います。告知の方法は、文書によって行うことといたします。 △散会11時51分 ○議長(萩原剛君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 〇本日の会議に付した事件1 会議録署名議員の指名1 会期の決定1 諸般の報告1 報告第1号及び議案第29号から議案第33号まで1 議案第33号1 議案第34号1 請願第1号1 選挙第1号1 選挙第2号...